味噌をブレンドしたり、好みの味が作れる点も魅力です

「すったて」の作り方はとても簡単で、しかも味加減が自在に調整できるんです。たとえば、冷水の代わりに冷たくしておいた出汁(昆布出汁やカツオ出汁など)を入れるのもOK。いちだんと風味がアップして、それこそ何杯でもおかわりできそうなくらい美味しいつゆになりますよ。

 

味噌の種類もなんでもよく、仙台味噌や信州味噌、八丁味噌、西京味噌などいろいろ試してみてください。味噌が変わるたびに味わいが変化して、飽きることなく「すったて」を楽しめます。また何種類かの味噌をオリジナルにブレンドしても複雑な味に仕上がって、いよいよ「すったて」にハマってしまうことまちがいなし! 

 

甘めの味が好みであれば、味噌に砂糖を適量加えてください。こんなふうに「すったて」はシンプルな分、自由自在にアレンジがきいて自分の好きな味が作れるところも魅力なんです。

 

加える野菜も「青ジソ・タマネギ・キュウリ」はお約束ですが、ほかにどんな野菜を足してもかまいません。カイワレ大根や蒸したナス、万能ネギやワケギなど、旬の夏野菜をどんどん入れてみてくださいね。おいしくいただくコツは、すり鉢のなかに氷を入れないことのみです(おつゆが薄まってしまうため)。